第47回

赤が体を包む。

高熱を放ち、揺らめきながら、辺りの黒を押しのけて

激しく、しかしゆっくりと男の形を崩していく。

やがて、全てを溶かし終えると白い砂のような山と

その上に錆びた金色をした筒状の輪だけが残った。


幾つかの影が見える。

それは、人であるようにも見え、あるいは獣のようでもある。

またはその両方であり、どちらでもないようにも見える。

私はなぜかその影に惹かれ、目を離すことができない。

懐かしい旧友に会ったような、しかしながら無邪気な頃の自分を見るような

どこか暖かい、けれど侘しい不思議な感じ。

そんな珍しい感情に心を埋めている間に、影は見えなくなっていた。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－


丸1週間の延期で余裕があるかと思いきや、あっという間にあと5日足らず。
今更ながら、雑感などなどをばをば。


まずは通常戦。VS「さぁ踊りましょう・・・」の砂丘の踊り子さん。

高回避と反射がやっかいでしたが、ちょうど覚えた連撃技で反射と付加をはがしつつ
命中が高めな高係数技で一気に勝負を決めました。

アイアンナイトよりはだいぶ楽だったので、敵数増やしても良かったなぁと思いました。

探索アイテムは海栗の殻。使ってすぐに舞い戻ってきました。…何に使おう。


続いて、闘技大会最終戦。結果はこちら～

お相手は、剣＋鞭の体格特化＆器用もあるよっな方と体格型剣使いな方、
それから、魔力特化だけれどバランス取れてるよっな方々。

うーん、バランスが良い…。

ハイロは毎度のごとく、魔力特化の方を狙う方向だったのですが、
駄無ーなことにシールドを見くびっていたのですっ！というかシールド忘れてましたっ！

なふゆさんが非接触ではがしに行ってくれたものの、
エンキリディオンのシールドは2枚仕立て。

シールドの事がほぼ頭になかったハイロは初行動から対象指定ラッシュ。
1回目のトールハンマーが避けられたのが痛いのは置いておくとして。

弱者追尾のインヴィンシブルは狙いがそれて、シールドにぶち当たり、
2回目のトールハンマーもシールドでしっかりガードされちゃいました。

その後、大統領が格闘唯一の隊列無視技、ダイビングニードロップで狙うも
落としきれず、高火力の魔法を前になす術もなく撃沈。

せめて、シールドへの対処がきっちりできていればっ！と悔やみましたが、
1Tの時点でほぼ壊滅状態にあったことから勝ち目は薄かったなあと思います。

強化されたジェノサイド怖い…。インサフレイトも怖いぃ…。

魔法対策はしっかりしないといけない時代だと痛感した闘技大会でした。

しかしながら、参加してあれこれ考えたり何なりできて楽しかったです！

なふゆさん、大統領、こんな駄無と組んでくださってありがとうございましたっ！